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物的対象物の保険

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※各投稿記事に記載の情報は、記事投稿時点においての一般的な保険に関する内容等について
ご紹介したものであり、最新の情報でない場合がございますのでご注意ください。
ご不明な点等がある場合には当社までお問合せください。

解体工事の保険、特有リスクは対象外?補償の限界と備え方を解説

解体工事の保険には、もちろん加入している。 しかし、その保険が「アスベストの飛散」や「地中埋設物の発見」といった、解体工事特有のリスクまできちんとカバーできるか、自信を持って「はい」と答えられるでしょうか。 実は、一般的な工事保険だけでは、こうした特有のリスクには対応できないケースがほとんどです。 いざという時に「保険が使えない」となれば、事業者は想定外の大きな費用負担を強いられかねません。 こ…

解体工事の保険と免責|「保険が効かない」5つのケースと対策

「解体工事の作業対象である建物そのものは、多くの保険で補償の対象外になる」 実は、解体事業者が加入する賠償責任保険には、このように補償が適用されない「免責事項」がいくつも定められています。 このルールを知らないまま万が一の事態が起きれば、損害が自己負担となり、会社の経営に大きな影響を与えることも考えられます。 そのため、会社を守るには、この免責事項を正しく理解し、リスクに備えることが重要です。 …

解体工事の地中埋設物リスク|保険適用の条件と正しい備え方【事例付き】

解体工事では、事前調査で把握できなかった地中埋設物が、追加費用や工期遅延の原因となることがあります。 実際、地中埋設物をめぐる裁判では、除去費用約830万円の支払いが認められた事例(福岡地裁小倉支判平成21年7月14日)もあり、そのリスクは決して小さくありません。 出典:RETIO「判例」  解体業者は、発注者から「撤去費用は元請けの責任」と主張されたり、作業中にガス管や水道管を誤って破損して高額な賠償責…

その電気工事保険、見直しの余地あり?30%のコスト削減方法と必要な保険を解説

電気工事を営む経営者の方や、一人親方の皆様も、 「うちの会社の保険、本当にこれで大丈夫なのだろうか」 「元請けから保険に入るよう言われたけれど、どれを選べばいいのかサッパリ分からない」 「毎月の保険料、もう少し安くならないものか」 と一度は考えたことはあるのではないでしょうか。 電気工事の現場で起きる事故は、いつも「予期していなかった」事故ばかりです。 この記事では、電気工事特有の事故リスクを具…

施工ミスで数百万円の損失も?工事保険で備える!賠償責任・工事保険で負担を軽減

建設現場では常に高い品質が求められますが、どんなに注意しても施工ミスを完全になくすのは難しいものです。 もしミスが起きてしまうと、工事のやり直し費用や賠償金の負担だけでなく、会社の信頼を大きく損なうことにもなりかねません。 そんなとき、保険をうまく活用すれば、トラブルに伴う費用負担を軽くできるのです。 この記事では、以下の疑問を解決します。 施工ミスが起こると、業者にどのような負担がかかるのか…

工事保険の金額相場は?必要補償・保険料を安くする方法を専門家が解説

工事保険の保険料、「うちの会社は妥当なのか?」「もっと安くできないのか?」と気になっている方は多いのではないでしょうか。 結論からお伝えすると、完工高1億円の場合、年間30〜40万円程度が一般的な目安です。 ただし、業種や補償内容によって大きく変わり、解体工事業では年間100万円を超えることも珍しくありません。 一方で、団体割引や複数社比較を活用すれば、30%以上のコスト削減も十分可能です。 この記事では、…

工事現場で盗難発生!責任は誰が負う?万が一の補償範囲と支払いの実例

近年、銅線やアルミなどの金属が海外で高額取引されるようになり、工事現場を狙った盗難事件が増えています。 警察庁のまとめによると、金属盗難の被害は年間でなんと100億円以上(出典:NHKニュース)。 資材や機材がたくさん置いてある工事現場は、どうしても狙われやすいのです。 また、夜間や休日には人手が少なく、防犯カメラや施錠設備が十分でない現場も多いため、盗難が起きやすい環境が整ってしまうという背景もあり…

組立保険で備えられる工事リスクとは?補償外のケースもあわせて解説

工場の生産ラインや発電所の設備、プラント配管などの組立工事では、1台数千万円規模の機械をクレーンで吊り、狭いスペースに据え付ける場面が珍しくありません。 ひとつのミスで高額な設備を損傷し、工期や取引先との関係にまで影響が出るリスクを常に抱えています。 例えば、試運転中の振動で内部部品が破損したり、据付作業中の接触でケーシングを歪ませてしまった場合、誰がどこまで費用を負担するのかが問題になります。…

土木工事保険で工事リスクを軽減!補償内容を適用ケースで詳しく解説

道路やトンネル、橋梁などの土木工事は、規模が大きく自然災害のリスクも高い現場です。 国土交通省の統計では、土木工事における事故は年間約400件発生しており、実際に豪雨による土砂崩れで約4,644万円、河川増水による橋梁工事の被害で約8,000万円といった甚大な損害も報告されています。 土木工事保険は、こうした予測困難な事故による物的損害に備えるための専門保険です。 出典:国土交通省 建設工事事故データベース…

建設工事保険で現場を守る!補償範囲や補償外のケースもあわせて解説

建設工事に携わる皆さんにとって、建設途中の建造物・資材が壊れたり、傷ついたり、はたまた盗まれてしまったり…といった「もしも」の状況は案外珍しいことではありません。 実際に、国土交通省の建設工事事故データベースによると、令和元年から令和4年度にかけて約1,600件の建設工事事故が発生しています。重大な事故では損害賠償が数千万円に及ぶケースも少なくありません。 参考:[国土交通省「建設工事事故データベー…

【工事保険とは】建築・建設業向けガイド|補償内容と必要性を分かりやすく解説

工事現場で予期せぬ事故が起きたら、どうしますか? 実際、工事中のトラブルは珍しくありません。火災や台風による被害、資材の盗難、作業ミスによる事故など、様々なリスクが潜んでいます。 そんなときに頼りになるのが「工事保険」です。「聞いたことはあるけど、詳しくは知らない」という方も多いかもしれません。 工事保険は、リスクに対する不安を和らげてくれる頼もしい味方。万が一の事態に備えることで、工事を安心し…