
解体工事で隣家の擁壁が崩落、裁判に発展
業種 | 解体工事 | 事故・災害の種類 | 対物事故 |
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対象となった保険 | |||
事故概要 | 解体工事中に、隣接する住宅の擁壁(ようへき)にひびが入り、最終的に崩れてしまう事故が発生しました。この事故が原因で隣家の住民とトラブルになり、裁判へと発展。その結果、解決金として330,000円、さらに弁護士費用として8,500,000円という高額な支払いが必要となりました。 |
お支払保険金額
8,830,000円
解体工事の影響で隣家の擁壁を崩してしまい、大きなトラブルに発展した事例です。当事者同士の話し合いでは解決せず、裁判にまで至った結果、擁壁の修理費用だけでなく、8,500,000円という非常に高額な弁護士費用も発生しました。このような近隣トラブルは、企業の存続にも関わる大きな金銭的リスクとなります。
今回の事例のように、工事が原因で第三者に損害を与え、さらには裁判にまで発展してしまった場合に備えるには、「賠償責任保険」が不可欠です。賠償責任保険は、損害を与えてしまった相手への賠償金だけでなく、今回のように裁判になった場合の弁護士費用や訴訟費用を補償する特約を付けられる場合があります。近隣トラブルが訴訟に発展するリスクに備え、弁護士費用特約なども含めて検討することが重要です。