現場で圧砕機が落下し、高額な修理費用が発生 業種 解体工事 事故・災害の種類 対物事故 対象となった保険 賠償責任保険 業務災害保険 傷害保険 動産総合保険 建設工事保険 土木工事保険 組立保険 火災保険 自動車保険 事故概要 工事現場で、コンクリートなどを砕くための重機アタッチメントである「圧砕機」を移動または交換しようとした際に、誤って落下させてしまい、大きく損傷しました。 お支払保険金額 9,363,948円 圧砕機のような大型で高価な建設機械は、一度の事故で非常に高額な損害が発生する可能性があります。今回のケースでは、機械の落下により9,363,948円の修理費用が発生するという大きな損害となりましたが、保険に加入していたため、この費用をカバーすることができました。 今回の事例のように、自社で所有する高価な建設機械が、火災や盗難、運搬中の事故などで損害を受けた場合に備えるには、「動産総合保険」が有効です。動産総合保険は、様々な動産(商品、機械、設備など)を対象に、幅広い事故による損害を補償します。高価な機械を扱う事業では、万が一の損害に備え、動産総合保険への加入を検討することが経営リスクの軽減につながります。 この事故事例の解説者 後藤 文男 国内大手損害保険会社で法人営業職を経験後、2013年に入社。補償内容の見直しや保険を活用した経費削減の提案など、損害保険分野のリスクコンサルを得意としている。 【保有資格】 ・ファイナンシャルプランナー(CFP) ・一級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)