
フォークリフトで床の保護材を破損
今回の事例のように、工事中に工事部分ではない床の保護材を破損してしまい、損害賠償責任を負ってしまった場合には、「賠償責任保険」(特に請負業者賠償責任保険)が役に立ちます。
請負業者賠償責任保険は、工事現場でのさまざまな事故によって、他人にケガをさせたり、他人の物を壊してしまい、法律上の損害賠償責任を負った場合に、その損害を補償する保険です。
今回のケースのように、工事対象物ではない建物の既存部分を破損し、多額の損害賠償金が発生した場合でも、請負業者賠償責任保険に加入していれば経済的な負担を軽減することができます。